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A・ロペスが敵地カシマで逆転2発!! 2位・横浜FM、4戦ぶり勝利で首位猛追リスタート

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FWアンデルソン・ロペスが2ゴール

[9.24 J1第28節 鹿島 1-2 横浜FM カシマ]

 J1リーグは24日、第28節を各地で行い、横浜F・マリノス鹿島アントラーズを2-1で破った。前半早々にFW鈴木優磨に先制ゴールを決められたが、エースのFWアンデルソン・ロペスの2ゴールで逆転。運命の上位対決で4試合ぶりの白星を飾り、首位神戸との勝ち点差を再び1とした。

 4位の鹿島と2位の横浜FMによる上位対決。鹿島は前節のC大阪戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、U-22日本代表でアジア大会参加中のMF松村優太と出場停止のMFディエゴ・ピトゥカに代わり、MF仲間隼斗とMF柴崎岳が入った。柴崎は加入後初の先発。一方の横浜FMは19日のACL初戦・仁川U戦(●2-4)からGK一森純、DF松原健、DF角田涼太朗以外の8人を入れ替え、角田は約5か月ぶりのJ1リーグ戦先発となった。[スタメン&布陣]

 試合は立ち上がりから鹿島ペースで進んだ。まずは前半2分、左サイドの低い位置で柴崎がビルドアップに関わり、ボールを前進させると、FW鈴木優磨が右にサイドチェンジ。これを受けたDF広瀬陸斗が鋭いクロスボールを送り、FW垣田裕暉が頭で合わせたが、一森のファインセーブに阻まれた。続くCKではMF樋口雄太のボールにDF植田直通が飛び込むも、これは惜しくも枠を外れた。

 それでも攻め続けた鹿島は前半15分に試合を動かした。右サイドの高い位置を取った柴崎のシュートで奪った右CK。樋口がファーサイドに高々と送り込み、うまく相手をかわしながら背中を取った鈴木がヘディングで合わせると、ふわりとした軌道で一森の頭上を射抜き、2試合連続ゴールが貴重な先制点となった。

 一方の横浜FMも前半20分過ぎからようやく押し返せるようになり、同24分にMF渡辺皓太を起点としたカウンター攻撃を展開。敵陣でFWヤン・マテウスがうまく収めてFWアンデルソン・ロペスに渡すと、ロペスは広瀬に倒されながらFWエウベルに展開。シュートはGK早川友基に止められたが、中村太主審はロールバックして広瀬のファウルを取った。

 その後は一進一退の攻防が繰り広げられる中、横浜FMが同点に追いついた。良いビルドアップで攻め込んだ直後の右CK、ヤン・マテウスは渡辺とのショートCKからダイレクトでインスイングのクロスを送り込むと、このボールが完璧な軌道を描いてゴール前へ。最後はロペスがワンタッチで押し込んだ。

 1-1で迎えた後半は横浜FMが一気に攻め立てた。すると後半5分、相手のクリアボールを山根が頭でつなぎ、DF松原健の縦パスがロペスに入ると、ヤン・マテウスとのコンビでペナルティエリア内を打開。最初のシュートは相手DFに阻まれるも、こぼれ球を山根が拾ってヤン・マテウスがシュートを狙うと、GK早川が弾いたボールをロペスが押し込んだ。

 なおも攻める横浜FMは後半16分、ヤン・マテウスからのクロスにMFナム・テヒが飛び込んだが、ヘディングシュートは早川がスーパーセーブ。対する鹿島も同20分過ぎ、左からのクロスに途中出場MFアルトゥール・カイキが頭で合わせたが、これも枠を捉えられなかった。

 その後はタフな展開で足をつる選手が続出し、連戦が続く横浜FMはスクランブル態勢。後半32分、鹿島は右サイドを途中出場DF須貝英大が切り裂くと、クロスボールをMF土居聖真が頭で折り返し、ゴール前でA・カイキが飛び込む。途中出場の3人でフィニッシュまで持ち込んだが、またも枠を捉えられない。

 攻める鹿島は後半アディショナルタイム3分、右サイドを攻め上がった土居のクロスがゴール前を横断し、ファーサイドの鈴木がなんとか合わせるも、シュートは左ポストに阻まれる。横浜FMは直後、カウンターからFW宮市亮が独走したが、GKと1対1のシュートは大きく枠を外れた。だが、試合はそのままタイムアップ。横浜FMが大一番を制し、首位神戸と勝ち点1差のデッドヒートに持ち込んだ。一方、4位にとどまった鹿島は首位と勝ち点9差が開いた。

(取材・文 竹内達也)
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Text by 竹内達也

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