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初瀬→佐々木で鮮やか決勝弾!! 首位神戸がC大阪撃破、V争い一歩前進

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ヴィッセル神戸が1-0で勝利した

[9.23 J1第28節 神戸 1-0 C大阪 ノエスタ]

 J1リーグは23日、第28節を各地で行い、首位の{[c|ヴィッセル神戸}}がセレッソ大阪を破った。2位の横浜F・マリノスとの暫定勝ち点差を4に広げ、今節の首位キープが確定。24日に鹿島アントラーズとの上位対決を控える昨季王者に大きなプレッシャーをかけた。

 首位の神戸、6位のC大阪による関西対決。神戸は前節の広島戦(●0-2)から先発3人を入れ替え、MF扇原貴宏が今季初先発に入ったほか、MF井出遥也も12試合ぶりに先発した。C大阪は19歳のU-20日本代表FW北野颯太が今季初先発。FWレオ・セアラとの2トップを組んだ。

 試合はダイナミックに攻める神戸に対し、ボールをつなぎながら攻めるC大阪という好対照な構図。互いに質の高い攻撃陣がストロングポイントを発揮し合うが、互いの守備陣も集中力を欠かず、拮抗した展開が続く。前半終了間際には神戸がようやく決定機を迎え、こぼれ球を拾ったMF山口蛍がボレーシュートを放つも、枠を捉えられずに前半を終えた。

 後半はより神戸が勢いを持って攻める場面が増え、立ち上がりの10分間でFW大迫勇也とFW武藤嘉紀が立て続けに決定機を迎える。だが、C大阪もGKヤン・ハンビンが安定したセーブを見せるなど、守備に緩みを見せない。

 それでも後半14分、神戸がついにこじ開けた。中盤での競り合いからボールが最終ラインのDF初瀬亮に入り、ロングフィードを最終ライン裏に配球。これに左ウイング起用のFW佐々木大樹が抜け出し、DF進藤亮佑の裏を取ると、強烈な左足シュートをゴールネットに突き刺した。

 一方のC大阪は次々に選手交代を行い、今夏藤枝から加入のFW渡邉りょう、大宮から加入のMF柴山昌也がゴールに迫る。だが、ゴールを割るには至らず、そのままタイムアップ。アカデミー出身の佐々木の決勝点で勝利した神戸が残り6試合でまた一歩、初優勝に近づいた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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