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逆転2発で大迫に並んだ! 次節は直接対決、横浜FMロペス「モチベーションはとても高い」

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横浜F・マリノスFWアンデルソン・ロペス

[9.24 J1第28節 鹿島 1-2 横浜FM カシマ]

 立て続けに控えるビッグマッチの初戦で、最高の仕事を成し遂げた。横浜F・マリノスFWアンデルソン・ロペスは敵地での鹿島戦で、逆転に導く2ゴールを記録。「いつも鹿島のホームでは苦しい試合、苦しい展開になってくる。でも試合が終わって勝つことができると、とても気持ちいい。いまとても嬉しいです」と喜びを語った。

 まずは0-1で迎えた前半34分、ショートCKからのFWヤン・マテウスのクロスに飛び込んだ。「あのシーンは昨日練習したとおり。ヤンから来るボールに対し、僕が中で(マークを)外せば点になると思っていた」。練習どおりの一撃。「今日はうまくそれがハマった。ヤンから素晴らしいボールが来て、僕もフリーになることができて、結果につながって良かった」と振り返った。

 ゴール後には人差し指を口につけ、敵地カシマのサポーターを“黙らせる”ゴールパフォーマンス。「とても気持ちいい。よりモチベーションが高くなる気持ち良さがあった」。それでノリに乗ったロペスは後半5分にも、ヤン・マテウスのシュートのこぼれ球に反応して2点目。今度は右胸のエンブレムをアピールするセレブレーションで、横浜FMサポーターの歓喜を呼んだ。

 ロペスの大活躍により、横浜FMは首位神戸との勝ち点差を再び1に詰めた。またロペス自身も通算19ゴール目で、FW大迫勇也(神戸)と並ぶ得点ランキングのトップタイに立った。「嬉しい。僕の目標の一つでもあるので。ただまずはチームのために貢献していきたい。引き続きこういった勝利に貢献できれば」。それでも強調したのは“チームのため”というメンタリティー。次節は大迫擁する神戸との直接対決が控えており、油断のできない戦いが続く。

 試合後、二つ目のビッグマッチに臨むモチベーションを問うと「勝てば引っくり返せるんですよ。モチベーションはとても高いです」と高揚気味に話したロペス。「100%のエネルギーで、ビッグゲームにするつもり。また点を決めて勝利に貢献して、ファン・サポーターと喜び合いたい」と力強く活躍を誓った。

(取材・文 竹内達也)
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Text by 竹内達也

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