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レフェリーキャンプに史上初めてJクラブスタッフが参加! JFA審判委「多角的で有意義なディスカッションに繋がった」

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クラブと審判の良好な関係性構築に向けた取り組み

 日本サッカー協会(JFA)は25日、今月13日と14日に高円宮記念JFA夢フィールドでプロフェッショナルレフェリーキャンプを実施したことを報告した。史上初めて同キャンプがJクラブ関係者にも公開されたようだ。

 JFAは「クラブと審判員のコミュニケーションの場の創出」と「相互理解の浸透」を目的とし、クラブスタッフも交えた状態での開催にしたことを伝えている。キャンプでは主にフィジカルトレーニングと講義の2つが行われ、講義ではJクラブスタッフと審判員間のディスカッションも実施。JFA審判マネジャーJリーグ担当統括の東城穣氏は「どのクラブの皆様もこの機会を好意的にとらえてくださり、ディスカッションではクラブ目線での意見を伝えてくださったお陰で、多角的で有意義なディスカッションに繋がったと思います」とコメントしている。

 VAR本格導入3年目のJ1リーグは、主にVARが介入しなかったことによる判定ミスが複数発生している。ファンや元Jリーガーなどからは選手と審判員が良い関係性を築いて試合を行うため、審判委員会とクラブ間の意見交換や情報共有機会の充実を求める声も出ていたが、今回のキャンプはその第一歩となる機会になったようだ。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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