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新潟、24年白星スタート! 鳥栖に先制許すもFW谷口海斗&DF新井直人弾で2-1逆転勝利

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[2.24 J1第1節 鳥栖 1-2 新潟 駅スタ]

 2024シーズンがついに開幕した、J1リーグは24日、第1節を開催。アルビレックス新潟は敵地でサガン鳥栖と対戦し、2-1で勝利した。

 昨シーズンを14位で終えた鳥栖と10位でフィニッシュした新潟の一戦。鳥栖はDFキム・テヒョン(←蔚山現代)、DF丸橋祐介(←C大阪)、FWマルセロ・ヒアン(←横浜FC)の新戦力が先発入りを果たすと、新潟はJ1復帰1年目を戦い抜いたメンバーにMF宮本英治(←いわき)が加わったイレブンがスタートのピッチに立った。

 試合は開始早々にいきなりスコアが動いた。鳥栖は前半6分、右サイドのMF堀米勇輝が無理な体勢から強引にクロスを入れると、新潟MF秋山裕紀のクリアが小さくなったところにMF福田晃斗。豪快に右足を振り抜き、ゴール左下に突き刺した。

 反撃に出たい新潟はGK小島亨介、DFラインからパスを繋いで組み立てを図るも、鳥栖の中盤の守備網に引っ掛かる。うまく前進させることができず、ボールロストからカウンターを受けた。鳥栖は前半7分にFWマルセロ・ヒアンが自陣左サイドからドリブルで持ち込んで決定機。同8分には、相手のパスをカットしたDF原田亘がすかさず縦パスを送り、M・ヒアンが好機を迎えたが、シュートは枠を外れた。

 その後は一進一退の攻防が続くもゴールが生まれない。それでも、鳥栖の1点リードののまま前半を終えるかと思われたアディショナルタイム3分に新潟が同点ゴール。右サイドで味方のパスを受けたMF谷口海斗が振り向きざまに右足を振って、強烈なシュートをゴール左に決めた。

 試合は前半を1-1で折り返すと、後半立ち上がりに新潟に逆転のチャンスが訪れた。左サイド、MF小見洋太のコーナーキックが鳥栖DF山崎浩介のハンドを誘発。このプレーで獲得したPKのキッカーをFW鈴木孝司が務めたが、ゴール右を狙ったシュートはGK朴一圭に弾き出された。

 絶好のチャンスを逃した新潟。それでも直後の後半9分、右サイドで得たコーナーキックを小見が右足で蹴り込むと、ニアサイドで鈴木がボールを頭で逸らす。中央に走り込んだDF新井直人がヘディングで押し込んでゴールネットを揺らした。

 さらに新潟は後半13分、谷口のパスでDFラインの背後に抜け出した鈴木が持ち込んでフィニッシュ。豪快なシュートを突き刺したが、こちらはオンフィールドレビューの結果、オフサイドの判定となり、得点は認められなかった。
 
 逆転ゴールと追加点未遂で完全に勢いにのる新潟。交代枠を使いながらフレッシュな選手がさらに攻撃の手を強めた。対する鳥栖も反撃に向けて選手交代を行い、後半29分には丸橋、M・ヒアンに代えてDF上夷克典、FW横山歩夢を投入。同31分には、その横山がカットインから右足を振るも、ここは小島の好セーブに遭った。

 両チームともに次の得点を狙うも、試合は2-1のままタイムアップ。新潟が逃げ切り、24シーズンを白星で発進させた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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