J1・J2入れ替え戦は10日、ユアテックスタジアム仙台で、J2・3位のベガルタ仙台とJ1・16位のジュビロ磐田がホームアンドアウェー方式の第1戦を行う。
　年間優勝3度の磐田がJ2落ちすれば初の屈辱。仙台が昇格すれば03年以来6シーズンぶりのJ1となる。過去3年はJ2勢がいずれも昇格を果たしている。

　9日、初の入れ替え戦を前に磐田はミニゲームなど普段通りに90分間練習を行った。サンケイスポーツによるとハンス・オフト監督は「フレッシュな状態で臨める」と仕上がりに満足げ。移動距離約600kmに加え、寒さも加わる厳しい戦いだが、FW中山雅史(41)は「それも含めて入れ替え戦。注意力、集中力を切らさないでいかに自分たちらしさを出せるか」と気を引き締めた。

(文　吉田太郎)