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32試合連続未勝利の北九州社長「命を懸けて来年戦う」

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[11.23 J2第36節 北九州 0-1 鳥栖 本城]

 ギラヴァンツ北九州は今季のホーム最終戦となるサガン鳥栖戦を0-1で落とし、自己のリーグワースト記録を更新する32試合連続勝利なしで、J2年間最低勝率の更新も確定した。

 北九州は前半14分、DF磯崎敬太の左クロスをFW豊田陽平に頭で押し込まれて失点。9本のシュートで反撃したが1点を奪うことができず、これで7連敗となってしまった。

 ホーム最終戦だったこの日は試合後にセレモニーが行われ、横手敏夫社長がサポーターの前で挨拶。「申し訳ございません。先輩クラブの厚い壁に阻まれて最下位に終わっている。与那城監督が退任するが、責任は監督だけでなくフロントも強化、集客に万全を尽くしたか反省しなければならない。フロント、チーム一丸となって『命を懸けて』来年戦います」と来シーズンの巻き返しを宣言した。

 この日がホームラスト采配となった与那城ジョージ監督は「素晴らしい選手たちを見守ってください。サポーターの皆さんと共にビッグクラブにしてほしいです」とサポーターたちに思いを伝えていた。
 
 北九州は28日の熊本戦(熊本)が今シーズン最終戦。未勝利記録を止めて「命を懸けて」臨むという来シーズンにつなげることができるか。

(文 吉田太郎)

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