ドワイト・ローデヴェーヘス新監督を迎えてJ1昇格を目指すジェフユナイテッド千葉は15日、2011年の全体練習をスタートさせた。午前中に千葉市内で必勝祈願を行ったあと、午後からユナイテッドパークで体を動かした。

　16日の千葉日報によると、ドワイト監督の粋な計らいで練習冒頭にはサポーターを交えたミニゲームを行うという異例のファンサービスを実施。ファンも楽しい時間を過ごしたという。チームとサポーターが一体となって今季を戦い抜くことを示した形だ。

　初日を終えたドワイト監督は、必勝祈願でお祈りした内容を聞かれ「J1に上がること、勝つチーム、ファンを魅了するチームにすることを祈った」と明かしたという。今年はさらなる飛躍が期待されるMF米倉恒貴は「J1復帰と(自身の)試合フル出場を祈願した」と決意を新たにしていた。

　チームが大きく変わった千葉。昨年はアウェー戦での取りこぼしが響いて4位と、あと一歩でJ1復帰を逃した。指揮官が変わるとサッカーも変わり難しい面もあるが、新監督、助っ人、中心選手、若手とチームが一つにまとまり、悲願を達成するつもりだ。