beacon

20対6も0対1に…攻めに攻めた横浜FMが完封負け、ポステコグルー監督「残念な結果になった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

完封負けを喫して準決勝敗退となった横浜F・マリノス

[10.7 ルヴァン杯準決勝 横浜FM 0-1 柏 ニッパツ]

 攻めに攻めた。そして、いくつもの決定機を創出した。放ったシュート数は柏の6本の3倍以上となる20本。しかし、横浜F・マリノスの得点はゼロのまま試合終了のホイッスルが吹かれ、2年ぶりの決勝進出を逃した。

 前半11分に先制を許すも、その後はボールを圧倒的に保持して試合を進める。守備に重心を置く柏守備陣を崩すのに苦労するが、その中でもフィニッシュに持ち込む場面を作り出した。しかし、前半22分にDF小池龍太、同31分と同39分には前田大然がゴールを脅かしたものの、そのすべてをGKキム・スンギュに阻まれてしまう。

 後半に入っても攻める横浜FM、守る柏の図式は変わらない。パスを回して相手守備が綻んだ隙を見逃さずに“勝負のパス”を送り、まずは同点に追い付こうと果敢にシュートを狙う。だが、ここで再び立ちはだかったのが柏の守護神だった。

 後半31分、DFティーラトンのクロスから放ったFWエジガル・ジュニオのドンピシャのタイミングでのヘッド。同38分にはエリキ、同42分にはFWオナイウ阿道が立て続けに決定的なシュートを放つが、好反応を見せたキム・スンギュにすべてストップされてしまった。

 1点を奪えないまま、試合終了のホイッスルが吹かれる。0-1の完封負けを喫し、決勝への道を絶たれたアンジェ・ポステコグルー監督は、「残念な結果になってしまった。チャンスをたくさん作った中で勝ち切れない。そういうところで本当に残念な結果になった」と悔しさを滲ませた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●ルヴァン杯2020特設ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP