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18年ぶり優勝、単独Vは初!浜松開誠館中、登録全選手喜びの声

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[8.22 全中決勝 静岡学園1-4浜松開誠館 小真木原]

 第53回全国中学校サッカー大会の決勝が22日に行われ、静岡県勢同士の対戦となった一戦は、浜松開誠館中(東海2)が静岡学園中(東海1)を4-1で下した。

 浜松開誠館の優勝は2004年大会以来で、18年ぶり2回目。ただし前回はルーテル学院中(熊本)と両校優勝だったため、初の単独優勝となった。

 初優勝の翌年から指導に関わってきた岡本淳一監督は、「コツコツやってきた結果。一つ結果が取れたのは、クラブとしても良かったのかなと思います」と喜びを噛みしめた。

以下、選手コメント

1GK宮井駿
「優勝して肩の荷が下りたというか、ホッとしています。仲間のおかげだと思っていて、点を決めてくれるFWもいたし、バック陣も頑張ってくれました。個人としては今後ももっと成長して、日本を代表するようなGKになれるように頑張りたいと思います」

2DF鈴木葵心
「厳しい戦いが続いた中で全国優勝できて嬉しいです。今大会はサイド攻撃を意識していました。難しかったけど頑張れたと思います。今後は日本を勝たせる選手になりたい。まずは高校で頑張りたいと思います」

3DF鈴木翔湧
「嬉しいです。静学に東海大会で負けたあとに全員の意識が変わりました。ここで勝てたのは本当に嬉しいです。自分はまだ2年生。来年も全国制覇できるように頑張りたいです」

4DF水野斗葵
「中1のころから目標だった全国制覇なので、最高の気持ちです。静学は東海大会で0-2で負けていた相手だったので、倍で返せたのは良かったです。自分の持ち味も出せました。今後は守備をよりまとめられる選手になって、プロ選手になりたいと思います」

5MF伊藤幸平
「(川合)亜門が中心となって、試合を盛り上げてくれました。僕はベンチでしたが、それに乗っかって雰囲気を作るだけでよかった。開誠館は中高一貫なので、高校の選手権でもこの経験を生かして、全国制覇したいと思います」

6MF鈴木大珠
「この大会を優勝するためにきつい練習も頑張ってきました。優勝という形で努力が実を結んで本当に良かったです。自分は特に目立ったプレーはできないけど、陰でチームを支えるような選手になって、チームにプラスを与えられる選手になりたいです」

7MF間渕壱咲
「中学に入ってからこの舞台で優勝することを目標にしてきたので、凄く嬉しいです。決勝の得点シーンは、いいボールが来たので触るだけでした。まだ高円宮杯や東海リーグの試合もあるので、気を緩めずに、もっといいサッカーを求めていきたいです」

8MF岡田瑛太
「早い時間の先制点で試合を優位に進めることができたと思います。自分も追加点を決めることができたし、試合内容としては良かったと思います。でも大会を通じてはあまり自分を出せなかったので反省しています。将来的には相馬勇紀選手(名古屋)みたいな選手になりたいです」

9MF榛村聖也
「今大会は得点は決めることは出来なかったけど、アシストは出来たので、良かったと思います。自分たちの代は弱いと言われていたので、見返せてよかった。高校に行ってもこの優勝を自信にして頑張っていきたいです」

10FW川合亜門
「中3になって1勝1敗。神様から学園を倒さないと全国制覇できないよと言われているような気がした。去年も全中2回戦で負けているので、何かあるのかなと思った。東海大会の決勝で(静岡学園に)負けたことでいろいろ気づかせてもらったので、一日一日を頑張れて、優勝できたのかなと思います」

11FW田窪悠己
「県大会は全然決められなくて悔しい思いをしたけど、東海大会、全国大会と調子が上がってきた。まずはシュートを狙うことで調子を取り戻しました。でももっと点を決められる選手になりたい。目標にしている選手はムバッペ選手(パリSG)。足が速くて、トップスピードでもボールを自由に扱える。自分もそこを目指したいです」

13DF佐藤暖
「県大会からメンバーに入れないスタメンがいてそれで出て活躍できたけど、全国はメンバーが戻って、良い戦いが出来たと思います。悔しさ?少しあります。自分はセカンドの中心メンバーなので、そこで勝って、絶対に1部に昇格させたいと思います」

14MF小関陽生
「来年に繋げられるという意味でも貴重な経験ができました。得点は取れなかったけど、今日も4点目のアシストができたので、良かったです。でもまだまだ個人としても足りないところがある。(川合)亜門くんが目標。サッカー面以外のところでもカッコいい。来年は10番?まだ分からないけど、頑張りたいです」

15FW日下航斗
「この大会はあまり自分は出られなかったけど、優勝は嬉しいです。来年は頑張って連覇したい。自分はシュートは打つけど、なかなか入らないことが課題なので、もっと決定力を上げたいです」

16FW松下蓮
「自分は盛り上げるとか、声を張ることしかできなかったけど、声で勇気を与えられたと思います。一番の目標はプロサッカー選手になって活躍することです」

17DF星野翔成
「今年は強くないとかいろいろ言われてきたけど、10番の(川合)亜門や、4番の(水野)斗葵を中心に、みんなでまとめ上げて、たとえ亜門がいなくても自分たちで行動していけるチームになれたと思います。個人的には周りをもっとみて、チームのために力になれるような選手になっていきたいです」

18MF服部洸太郎
「途中からの出場でしたが、素直に嬉しいです。大会を通じては自分の良さは出せたかなと思います。個人で打開できる、チャンスがいっぱい作れる選手になっていきたいです」

25GK松浦迅ビエラ
「東海大会で静岡学園に負けてからチームが変わって、全国大会でも気を引き締めて、オフの時から雰囲気をよくして戦えたと思います。自分はまだ2年生なので、来年もこの舞台に立って、決勝で自分が活躍して優勝できるように頑張りたいです」

(取材・文 児玉幸洋)
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