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激闘の“同門対決”は劇的決着!! 終盤2発の国見、帝京五を破って全国総体16強へ

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[7.30 総体2回戦 帝京五高 0-2 国見高 旭川実高]

 全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体 2023」サッカー競技は30日、2回戦を北海道旭川市内の各地で行い、旭川実高での第2試合は終盤に2ゴールを重ねた国見高(長崎)が帝京五高(愛媛)を2-0で破った。

 1回戦で初芝橋本高(奈良)を1-0で破った国見と、広島国際学院との初出場対決を1-0で制した帝京五との一戦。帝京五に就任して14年目の植田洋平監督は国見出身で、同校で2学年下の国見・木藤健太監督との“同門対決”となった。

 試合はそんな両者の戦いらしく、局面の激しい競り合いとハイプレッシャーの中でも技術が活きる好ゲーム。国見が試合を押し気味に進める時間が長かったものの、帝京五もGK飯島悠翔(3年=NPO法人 Vidaスポーツクラブいさまジュニアユース)を中心とした守備陣が好プレーを続け、0-0のまま時間が過ぎていく。

 それでも最後は国見の力が上回った。後半終了間際の35分、右サイドを攻め上がったMF門崎健一(2年=長崎南山中)のクロスをFW中山葵(3年=FC桑名)がヘディングで突き刺し、先制点を奪うと、猛攻に出てきた帝京五の裏を突き、アディショナルタイムにPKを獲得。これをMF出田幸雅(2年=島原市立第三中)が自ら決め、最後に突き放した。

 激闘を制した国見は31日の3回戦で金光大阪高と対戦する。

●【特設】高校総体2023

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