beacon

青森山田&岡山学芸館が敗れる…再び金星の明秀日立、12大会ぶり出場の国見らが8強入り:総体3回戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

明秀日立高青森山田高を撃破して8強入り(写真協力=高校サッカー年鑑)

 令和5年度全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体 2023」サッカー競技は31日、3回戦が各会場で開催された。

 悪天候により、スケジュールが大幅に変更されて行われている3回戦は現時点で4試合が消化され、ベスト8進出4チームが決定した。

 2大会ぶりの頂点を目指す青森山田高(青森)は、初戦でプレミアリーグWEST首位の静岡学園(静岡)を下した明秀日立高(茨城)と対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半アディショナルタイムに明秀日立が決勝点を奪い、1-0の完封勝利。明秀日立はプレミアリーグEAST首位の青森山田を下し、再び金星を獲得することとなった。

 12大会ぶり出場の国見高(長崎)は金光大阪高(大阪1)との一戦に臨むと、前半を1-0として折り返す。後半も1点を加点した国見は金光大阪の反撃を許さずに逃げ切り、2-0の完封勝利で3回戦を突破した。

 昨年度の高校選手権王者・岡山学芸館高(岡山)と高知高(高知)の試合は、ともに相手ゴールをこじ開けようと試みたものの、粘り強い守備に遭って得点は生まれず。0-0のまま迎えたPK戦を14-13で制した高知が8強入りを決めた。

 矢板中央高(栃木)と高川学園高(山口)の一戦は途中中断を挟みながら、前後半の70分を0-0で終えてPK戦に突入。迎えたPK戦を矢板中央が9-8で制した。

 なお、残る4試合のうち、2試合が現在開催されており、帝京大可児高vs桐光学園高は17時、前橋育英高vs尚志高は17時45分キックオフ予定となっている。

【3回戦】
(7月31日)
矢板中央 0-0 (PK9-8) 高川学園

明秀日立 1-0 青森山田
[明]根岸隼(70+3分)

国見 2-0 金光大阪
[国]坂東匡(35分)、オウンゴール(65分)

岡山学芸館 0-0 (PK13-14) 高知

●【特設】高校総体2023

TOP