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[CL]「勝利に値していた」ミランはチームで掴んだ勝利強調

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 ホームで行われた欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦でバルセロナ(スペイン)に快勝したミラン(イタリア)イレブンが、チームでつかんだ勝利を強調した。

 ミランのボール支配率は35パーセント。多くの時間帯で相手にボールを持たれていた。それでもミランは非常に我慢強くプレーして無失点。そしてセットプレーとカウンターから2点を奪い、サポーターに歓喜と興奮をもたらした。

 ミランによると、MFマッシモ・アンブロジーニは「バルセロナはしっかりとしたサッカースタイルを持ったチームにこれまでも負けを喫してきている。今日の勝利はチームの勝利だ。選手みんなの力で得たものなんだ。今シーズン僕たちは厳しい時期を過ごしてきただけに、この勝利が必要だった」。

 また前線で奮闘したFWジャンパオロ・パッツィーニも「僕たちは今日、一つのチームとして戦っていたのが、みんなの目にも映っていたと思う。今日のような試合では、個人の力ではなく、チーム力が際立つ。僕たちは集中を切らさずに完璧な試合ができた。ミランが勝利に値していたと思っている」と言い切った。

 ただし、アンブロジーニが「まだ次のラウンドに行けると決まったわけではない。まだ何も成し遂げていない」と語ったように180分の戦いを2点リードで折り返しただけ。35歳のベテランMFは「ディフェンスをするだけのためにカンプノウに行けば、必ず得点を許してしまうだろう。ホームでの彼らとの対戦は厳しいものになるが、僕たちはポジティブであり続けなければいけない。明日からは次の試合のことだけを考えるよ」と続けた。イタリアの名門は第1戦の勝利に満足することなく、勝負の決まる第2戦への準備を進める。
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