[2.25 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 アーセナル1-3モナコ]

　アーセナル25日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦でモナコをホームに迎え、1-3で敗れた。試合後、記者会見に出席したアーセン・ベンゲル監督は「わずかな可能性が残されている」と第2戦への意欲を見せた。

　試合はアーセナルが主導権を握るものの得点を挙げられずにいると、前半38分にMFジョフレイ・コンドグビアの左足シュートがDFペア・メルテザッカーに当たって方向が変わり、敵地モナコが先制。その後、後半8分にFWディミタル・ベルバトフに追加点を決められ、後半アディショナルタイム1分には途中出場のMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンが1点を返したが、FWフェレイラ・カラスコにダメを押され、1-3で試合を終えた。

　公式HPによると、ベンゲル監督は「モナコを祝福したい。彼らはパーフェクトな結果を手に入れた。我々は自ら決定機を逃し、守備では自滅している。2失点目と3失点目は完全な自滅だよ。先制点を決めることができず、運もなかった」と、この結果に肩を落とし、相手チームを称えた。

　それでもアウェーゴールを3点も許し、厳しい状況となったがベンゲル監督は「ほんのわずかな可能性が残されている。可能性の大きさに関係なく、我々はやってみるだけだ。この失望から立ち直り、次の試合に備えなければいけない」と前を向いた。敵地での第2戦は3月17日に行われる。

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