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[CL]アーセナルに3発完勝のモナコ指揮官「サッカーは芸術だ」

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[2.25 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 アーセナル1-3モナコ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は25日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、モナコ(フランス)は敵地でアーセナル(イングランド)と対戦し、1-3で勝利した。第2戦を前に3つのアウェーゴールを奪ったモナコは、8強進出に大きく前進している。

 試合後、UEFAによると、モナコのレオナルド・ジャルディム監督は「事前にアーセナルを分析していたので、前半に押し込まれたとしても、後半からややペースが落ちることはわかっていた。前半の我々は非常に統率が取れていて、それが後半の効果的なカウンターの伏線となった」と満足気に試合を振り返った。

 この日の一戦。前半38分にMFジェフレイ・コンドグビアの左足シュートで先制すると、後半8分にはカウンターからFWディミトル・ベルバトフがゴールを奪った。2点差に広げた後半アディショナルタイムには失点するも、その後に再びカウンターからゴールを決め、3-1で勝利した。

 カウンターで得たチャンスをものにして、効率よくゴールを奪っての3発勝利。指揮官は「アーセナルは極めて優れた選手を擁するチームだが、その脅威を無効化することができた。こんな結果は誰も予想していなかったと思う。だがもちろん、アーセナルは偉大なチームであり、勝負の前半を終えただけに過ぎない。この結果はとても嬉しいが、我々はまだ何も勝ち取っていない上、折り返し地点を迎えただけだ」と浮かれることなく、冷静に第2戦を見据えた。

 しかし一方でジャルディム監督は「サッカーは芸術だ。攻めるだけでなく守る方法も知っていなければならない。我々はその点で非常にバランスが取れたチームだ。攻撃を繰り出すためにも、まずは組織を安定させることに腐心している。チャンピオンズリーグでは簡単に得点を奪えないので、チームの組織を固めることが大切だ。だからこそ、今夜の後半にはアーセナルを攻め込むことができた」と自チームの戦いぶりに胸を張った。


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