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完封勝利で先勝も、シメオネ「まだまだどうなるかわからない」

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[4.27 欧州CL準決勝第1戦 A・マドリー1-0バイエルン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は27日、準決勝第1戦を行い、2シーズンぶりの決勝進出を狙うアトレティコ・マドリー(スペイン)が、3年ぶり6度目の欧州王者を目指すバイエルン(ドイツ)をホームに迎え、1-0で先勝した。

 試合後、英『スカイスポーツ』によると、A・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は「まだまだどうなるかわからない」と警戒を示しつつ、「次はミュンヘンでプレーすることになる。彼らのファンたちとホームアドバンテージがある。しかしアウェ-ゴールを積極的に狙っていきたい」と意気込んだ。

「次も今日のような接戦になるだろう。どちらがチャンスを多くものにするかで決まるはずだ」

 この日の試合は前半11分にMFサウール・ニゲスが個人技で持ち込んでシュートを決めると、これが決勝点。序盤の1点を守りきっての先勝だった。指揮官は殊勲のゴールについて「個人のスキルと創造力によるゴールだ」と称賛。「彼はどんどん良くなっている」とサウールを称えた。

 また「前半戦は理想的な展開だった」と語ったシメオネ監督は「前に出ることができたし、気持ちよくプレーができていた。後半戦はバイエルンも良くなったね。ポゼッションを多くとられてしまったし、裏をとられてしまう場面もあった」と指摘。

「守備は良かった。しかし後半戦は違う試合をしてしまった。後半にも鍵となるチャンスはあったが、前半戦のほうが理想的な展開だった」と試合を振り返った。

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