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クラブの“伝統”で成し遂げた決勝進出…レアルFWロドリゴ「僕たちは常に最後まで戦い抜く」MFカゼミーロ「決して屈しないし諦めない」

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決勝進出を果たしたレアル・マドリー

 レアル・マドリーは4日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦でホームにマンチェスター・シティを迎え、3-1で勝利を収めた。2試合合計スコアは6-5。クラブ史上17回目のファイナル進出を決めた。

 アウェーでの第1戦を3-4で落としていたレアル。前半をスコアレスで折り返すと、後半28分にシティのFWリヤド・マフレズにゴールを奪われ、2戦合計3-5とリードを広げられる。そのまま終了が近づいていた中、土壇場でチームを救ったのは途中出場FWロドリゴ・ゴエスだった。

 後半45分にFWカリム・ベンゼマのアシストから1点を返すと、同アディショナルタイム1分には右サイドのDFダニエル・カルバハルからのクロスを頭で押し込み、2戦合計5-5とする同点弾を奪取。延長前半5分にはベンゼマが自ら獲得したPKを沈め、合計スコア6-5と劇的な形でシティを下した。

 勝利の立役者となったロドリゴは欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトを通じ、「このシャツで、僕たちは常に最後まで戦い抜くことを学んでいる。僕の最初のゴールによって、僕らは信じられるようになった」と言及。「説明できないよ。今日起こったことを言葉にはできない。神様が僕を見て『今日はお前の日だ』と言ってくれたんだ」と語っている。

 また、MFカゼミーロは「僕たちは観客なしで2年間を過ごした。彼らを楽しませなければならない。このクラブの大きな美徳は、決して屈することなく、最後まで戦い抜くことだ。みんなを祝福したい」と話し、「キーワードは『決して諦めない』ことだ。僕たちは最後まで突き進む」と、クラブ通算14度目のビッグイヤー獲得に向けて意気込んだ。

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