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ベンゼマ決勝弾でホームでも勝利…レアル、リバプールの反撃許さずにCLベスト8進出!!

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レアル・マドリーが2試合合計6-2として準々決勝へ

[3.15 欧州CL決勝T1回戦第2戦 R・マドリー 1-0 リバプール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦が15日に行われ、リバプール(イングランド)をホームに迎えたレアル・マドリー(スペイン)が1-0の完封勝利。2試合合計6-2としたレアルがベスト8進出を決めた。

 2月21日にリバプールの本拠地アンフィールドで行われた第1戦では、ホームチームが前半14分までに2点を先行。しかし、その後5点を奪ったアウェーのレアルが5-2の大逆転勝利を収め、大きなアドバンテージを得て第2戦を迎えた。

 準々決勝に駒を進めるには最低でも3点が必要となるリバプール。前半7分、相手のパスミスから好機を迎え、FWモハメド・サラーのパスからPA内に走り込んだFWダルウィン・ヌニェスが右足で狙うも、シュートはGKティボー・クルトワに阻まれてしまった。同11分にはレアルがゴールを脅かすが、MFトニ・クロースがPA外から放った鋭いシュートはGKアリソン・ベッカーの守備範囲に飛んでしまう。

 攻勢を強めるレアルがゴールに迫る場面を作り出すが、リバプールの守護神が立ちはだかる。前半14分、DFアントニオ・リュディガーの折り返しからFWビニシウス・ジュニオールが放ったシュートを距離を詰めてブロック。さらに同20分にはMFエドゥアルド・カマビンガの鋭い左足ミドルに反応すると、右手で触れたボールはクロスバーを叩いて得点を許さなかった。

 前半33分にはレアルの守護神が魅せる。左サイドから切れ込んだヌニェスが右足で放ったシュートが枠を捉えるが、横っ飛びしたクルトワが左手1本で弾き出す。同36分にはFWコーディー・ガクポのシュートを阻むなど、両守護神の好守もあり、スコアが動かないまま前半終了を迎えた。

 0-0のまま後半に入ると、同8分にレアルに好機。FWカリム・ベンゼマのスルーパスから抜け出したMFフェデリコ・バルベルデがアリソンとの1対1を迎えるが、アリソンの壁を打ち破ることができず。後半12分にはリバプールベンチが動き、FWロベルト・フィルミーノとMFハービー・エリオットの2枚を投入して状況を打開しようと試みる。

 まずは1点を奪いたいリバプールだが、レアルの体を張った粘り強い守備を攻略し切れず。すると、後半33分、レアルがアリソンの壁を打ち破る。カマビンカが打ち込んだ縦パスの流れから、最後はビニシウスのお膳立てをベンゼマが流し込み、スコアを1-0とした。

 その後、レアルに追加点こそ生まれなかったものの、リバプールの反撃を許さずに逃げ切り、第2戦を1-0で制した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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