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アトレティコがCL4強入りへ先勝!! ドルトムントは1点ビハインドでホームの第2戦へ

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A・マドリーが先勝

[4.10 欧州CL準々決勝第1戦 アトレティコ・マドリー 2-1 ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦が10日に行われた。7大会ぶりの4強入りを目指すアトレティコ・マドリーはホームにドルトムントを迎え、2-1で先勝した。ドルトムントは逆転で11大会ぶりの4強入りを目指し、16日の第2戦をホームで戦う。

 試合は開始早々に動く。前半4分、A・マドリーがドルトムントのビルドアップを狙う。GKグレゴール・コベルからボールを受けたDFイアン・マートセンにプレスを掛けると、ペナルティーエリアの手前でMFロドリゴ・デ・パウルが横パスをカット。そのまま落ち着いてゴールに流し込み、A・マドリーに先制点が生まれた。ただ同27分、MFサムエウ・リーノが今大会3枚目のイエローカードを受けて第2戦が出場停止となった。

 それでも前半32分、リーノが追加点を獲得する。A・マドリーは右サイドからのスローインでFWアントワーヌ・グリーズマンが最終ラインの背後に走る。これはドルトムントがカットするが、DFマッツ・フンメルスとDFニコ・シュロッターベックが重なる形になってクリアできない。こぼれたところをFWアルバロ・モラタが拾ってグリーズマンに渡すと、最後はPA内左でフリーになったリーノがゴール右に決めた。

 なかなかチャンスを作れないドルトムントは前半43分、マートセンが低弾道のミドルシュートを放つ。これはGKヤン・オブラクに防がれた。同アディショナルタイムにはカウンターからMFジェイドン・サンチョがシュートしたが、ボールは枠の外。それでも劣勢の前半で最後にチャンスを作り、ハーフタイムを迎えた。エディン・テルジッチ監督は後半の開始からMFフェリックス・ヌメチャに代えてMFユリアン・ブラントを投入し、追い上げを図る。

 後半はFWニクラス・フュルクルクのポストプレーなどからドルトムントがゴールに迫る時間が続く。それでもA・マドリーは強固な守備で得点を許さない。逆にA・マドリーは後半30分、グリーズマンがFKでクロスを送るとファーサイドでリーノが合わせる。しかしコベルが好セーブで凌ぎ、3失点目は回避した。

 すると後半36分、MFエムレ・ジャンからの縦パスをMFマルセル・ザビッツァーがワンタッチでブラントに繋ぐ。ブラントはPA内のFWセバスチャン・アレにパスすると、アレが鋭いシュートでゴールネットを揺らしてドルトムントが1点差に迫った。

 ドルトムントは後半42分、MFジェイミー・バイノー・ギテンスのシュートがDFに当たってコースが変わり、クロスバーを叩く。さらに後半アディショナルタイムにはブラントのシュートがクロスバーを直撃。終盤はドルトムントが攻め立てたが、A・マドリーが2-1で勝利した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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