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レアルのアンチェロッティ監督がバイエルンを警戒「とても危険な相手」「トゥヘルは天才だ」

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カルロ・アンチェロッティ監督が前日会見に出席

 レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督が30日に敵地で行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦を前に、対戦相手のバイエルンを「危険な相手」と評した。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 昨季にブンデスリーガ11連覇を達成したバイエルンは、今季レバークーゼンに優勝を許し、12年ぶりにリーグタイトルを逃した。DFBポカールも3部クラブに敗れて2回戦敗退。不本意なシーズンを送り、すでにトーマス・トゥヘル監督の今季限りでの退任が決まっているが、アンチェロッティ監督は古巣でもあるドイツの盟主を過小評価することはない。

 指揮官は29日の前日会見で「我々は多くの資質を持ったビッグチームと戦う準備をしている」と敬意を示し、次のように続けた。

「我々は自信と信念を持っているが、バイエルンをリスペクトしている。彼らはブンデスリーガで素晴らしいシーズンを過ごしたとは言えないが、(欧州CL準々決勝の)アーセナルとの2試合では非常に良いプレーを見せた」

「彼らはトランジションに強く、さまざまなプレーができ、とても危険だ。私たちは集中して決勝トーナメントに挑む必要がある」

 バイエルンのトゥヘル監督は、同日の記者会見で仮に両監督の経験値で決着がつくのであれば、バイエルンに「勝ち目はない」と語っていた。

 アンチェロッティ監督は欧州CLを4度制覇するなど実績も経験値も抜群だが、「監督である私たちが決めることではない」と強調。「試合は選手次第だ。アイディアや戦略を与え、それを納得させなければならないが、全ては選手とピッチ上での振る舞いだ」とした上で「トーマス・トゥヘルは素晴らしい監督だよ。天才だ。彼のチームは常によく鍛えられているし、私は彼を尊敬している」と敵将を称賛した。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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