バイエルンのGKマヌエル・ノイアーが8日にアウェーで開催されるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦のレアル・マドリー戦を前に、「相手の弱点を知っている」と語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

　4月30日にホームで行われた第1戦を2-2のドローで終えたバイエルン。優勝した2019-20シーズン以来の決勝進出を目指し、敵地サンティアゴ・ベルナベウに乗り込む。

　前日会見に出席したノイアーは「全ては細部次第だ。僕たち全員が非常に高い集中力を発揮し、誰もミスをしたくない。素晴らしいチームが相手であり、彼らのことはよく分かっている。彼らの弱点も長所も知っている」と自信を示し、「恐れてはいけないし、怖気づいてもいけない。隣にいるチームメイトを信頼し、環境とプレッシャーをポジティブなものに変えなければならない」と話した。

　第1戦では守備陣がFWビニシウス・ジュニオールやFWロドリゴ・ゴエスに苦しめられたが、今回は負傷明けのDFマタイス・デ・リフトが復帰する見込みとなっている。

　ノイアーは「彼が戻ってきて嬉しい。彼はディフェンスをより安定させ、体を張って貢献してくれるし、(エリック・)ダイアーと非常に調和の取れたパートナーシップを築いている」と歓迎。攻撃面についても「ハリー・ケインは、パスを受けるたびにゴールを決めることができるし、明日の僕らにとって非常に重要な存在となるだろう」と期待を込めた。

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