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[スポ東]後期リーグ戦開幕!2点差追いつくも悔しさ残るドロー

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[9.15 第86回関東大学リーグ戦・後期2部リーグ第8節 東洋大2-2日大]

 前期は圧倒的な強さで前期を首位で折り返した東洋大は最下位の日本大と対戦。開始直後に先制点を奪われ、37分にも追加点を許してしまう。しかし、40分、48分に黒須のゴールで同点に追いつき、このまま2-2で試合終了。後期リーグ戦は引き分けスタートとなった。

東洋大2-2(1-2)日大
<得点者>
黒須(41分、48分)

<出場メンバー>
▽GK
松下理貴(4年=柏U-18)
▽DF
馬渡和彰(3年=市立船橋)
郡司昌弥(1年=柏U-18)
市川恵多(4年=前橋商業高)
久保田大智(4年=F東京U-18)
70分→松本怜大(4年=札幌U-18)
▽MF
黒須大輔(3年=習志野高)
石川俊輝(3年=大宮ユース)
桑田直徹(3年=大宮ユース)
川崎諒(4年=柏U-18)
85分→年森勝哉(3年=F東京U-18)
▽FW
川森有真(2年=広島ユース)
64分→三田尚央(3年=F東京U-18)
野崎桂太(4年=大宮ユース)

 「勿体無い」。試合後に選手、監督が失点シーンを振り返るとき口々に話した。開始早々、中央からのパスを受けた日大の選手が放ったシュートをGK松下が弾くも、こぼれ球を押し込まれ先制されてしまう。早いうちに同点に追いつき反撃の糸口をつかみたいところだが、引いて守る日大の戦術に苦しめられ、中々パスコースを見つけることができない。それでもアタッカーの川森、黒須をターゲットにDFの裏を狙い日大の守備陣を脅かす。しかし一瞬の隙を突かれ、38分に日大のCKからこぼれ球を拾われクロスから鮮やかなボレーシュートを決められてしまい追加点を許してしまう。直後の41分に川森のグラウンダーのパスを黒須が冷静に押し込み、1-2で前半を折り返す。

 後半開始直後、今度は東洋大に大きなチャンスが訪れる。右サイドからのクロスを川森が合わせようとするも相手DFに倒されPKを得る。キッカーの黒須はGKの逆をつく左隅に決め、2-2と同点に追いつく。このまま逆転といきたいが、守りを固められ中々チャンスを作ることが出来ない。攻撃に厚みを持たせるために三田、松本、年森を投入すると、徐々に決定機が増えていく。87分には石川のパスを受けた馬渡がクロスを上げ野崎がヘディングで合わせるもゴールは奪えず。その後も惜しいシーンが続くが、このまま2-2で試合終了。

 試合後、選手たちは悔しさをにじませていた。
 最下位相手に苦戦はしたが、リードを奪われても直後に追い上げ、同点に追いついたのは大きい。しかし今後は日大と同じく前期30得点を叩きだした攻撃陣に対して引いて守りを固めて戦う相手が増えていくだろう。それをいかに崩して、点を取っていくかが課題になる。次節の相手は前期11位で終えた拓大だ。前回の対戦時は引き分けだっただけに勝利して、このまま昇格に向け独走態勢に入りたい。

[写真]最下位相手に悔しさをにじます選手たち

(取材・文 東洋大学スポーツ新聞編集部)

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