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[スポ東]4年生にとって最後の東洋大Gでの試合、白星で飾れず

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[11.10 第86回関東大学サッカーリーグ戦・後期2部リーグ第20節 東洋大1-2関学大]

 東洋大はリーグ4位の関東学院大と対戦した。これまでの試合と先発を大幅に入れ替え、4年生中心のメンバーで臨んだ一戦。前半36分に関学大に先制され、後半開始早々に一点を返したものの、相手に追加点を決められ1-2で敗れた。

東洋大1-2(0-1)関学大

<得点者>
49分 川岸春大(4年=大宮ユース)
<出場メンバー>
▽GK
慶徳優(4年=越谷南高)
▽DF
榎本純矢(4年=千葉U-18)
49分→久保田大智(4年=F東京U-18)
端晃司(4年=大宮ユース)
60分→藤井悠太(3年=武南高)
市川恵多(4年=前橋商高)
松本怜大(4年=札幌U-18)
▽MF
川岸春大(4年=大宮ユース)
石川俊輝(3年=大宮ユース)
桑田直徹(3年=大宮ユース)
川崎諒(4年=柏U-18)
▽FW
澤井浩亮(4年=浦和東高)
53分→黒須大輔(3年=習志野高)
野崎桂太(4年=大宮ユース)

 前節の時点で2部リーグ優勝を果たしていた東洋大は、シーズン終盤の疲労で怪我をしている選手たちに代えて、多くの4年生をスターティングメンバーに起用した。思い入れの多いホーム・東洋大Gで、勝ち点をさらに積み上げたいところだった。しかし、試合は関学大に支配されてしまう。キックオフして間もない前半6分、相手攻撃陣に左サイドを突破され、強烈なミドルシュートを放たれる。ボールは枠を外れたものの、難しい試合になることを予感させる一打であった。一方、久しぶりの出場となった澤井を中心とした東洋大攻撃陣は、積極性に欠け、相手のゴール前にボールを運べない。その後も、相手にサイドを崩されるシーンが何度も見られた。前半36分には、不用意なミスから中盤でボールを奪われ、そのままシュート。関学大に先制を許してしまう。負けずと43分、野崎が倒されて得たFKを、松本が蹴って端がシュートを放つも、これはわずかにゴールを外れてしまう。前半、シュート2本に終わった東洋大は0-1で折り返しを迎えた。

 後半になり、攻撃の転機が訪れる。立ち上がり4分、石川から右サイドへの浮き球のパスを送ると、今季初先発の川岸が豪快なシュートをゴールに突き刺し、1-1の同点とした。その後、東洋大は、こちらも久々の出場となった榎本に代わって、同じく4年生の久保田を投入。また、勢いのある本来のプレーが発揮できなかった澤井に代えて、黒須を投入した。前半は滞っていた攻撃も、2人の交代で新しいリズムができるようになる。しかし、CKを相手GKにキャッチされた東洋大はカウンターを仕掛けられ、一気に自陣に攻め込まれてしまう。そのままゴール前にいた前線の選手に合わせられ、追加点を許した。そのまま試合を終えるわけにはいかないと、川崎の蹴ったCKをファーサイドにいた黒須が合わせ、混戦の中で野崎へと短いパスを繋いでシュートするも、GKにキャッチされる。代わって入った藤井もディフェンダーながら前線に仕掛けに行くが、ゴールには結びつかない。そのまま試合は終了し、1-2で関学大に敗戦を喫した。

 試合後には、4年生にとって最後の東洋大Gで勝てなかった悔しさから、涙を流す選手も見られた。残り2試合でこの思いを勝利に繋げ、2部リーグ最高勝ち点という偉業を成し遂げて、笑ってシーズンを終えたい。

[写真]今節は多くの4年生がスタメンに名を連ねた

(文 スポーツ東洋 白石有香)
(写真 小俣勇人 )

[次節試合予定]
第21節・11月18日駒大戦(13:50@古河)

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