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チェルシーに復帰するベナユン「ロビーにアピールする」

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 赤いユニフォームが好きなのかと思われた。MFヨッシ・ベナユンのことだ。2010年、MFジョー・コールと入れ替わるようにリバプールからチェルシーに加入したイスラエル代表MFは、負傷が続き、チェルシーではほとんど活躍できていない。昨シーズンの開幕前には、背番号10を新加入のMFフアン・マタに譲ると、直後にアーセナルへ期限付き移籍してしまった。

 アーセナルの一員として、ベナユンは25試合に出場し6得点を挙げている。期限付き移籍期間が満了したが、32歳のMFはチェルシーから再び放出されるのではないかと噂されていたが、クラブの公式HPでベナユンは欧州王者の中でポジションをつかみたい、と意気込みを語っている。

「僕はプレシーズンのために、チェルシーに戻ってきた。ロビー(ロベルト・ディ・マッテオ監督)の前で最高のプレーを見せて、アピールしたい。未来に何が起こるか、見ようじゃないか」

 彼がブルーズの一員だった当時からは、多くが変わったと言う。

「僕が以前、ここにいたときから、たくさんのことが起きたよね。アンドレ・ビラス・ボアス(現トッテナム監督)がチームを率いていたときはうまくいかなかった。でも、ロビーがチームを指揮するようになって、物事がうまくいくようになったんだ。FA杯、欧州CLの2冠を達成したんだからね。僕はチームとつながりがあったから、クラブが勝つ瞬間を見るのは本当に嬉しかったよ。CL決勝は自宅で見たんだ。次の日には代表に招集されていたからね。信じられなかったし、楽しかったよ。バイエルンが勝つんだな、と思っていたら、ドログバが突然そこにいたんだから。そして今まで通りに重要なゴールを決めたんだ。もちろん、クラブ、選手、オーナーのことを考えたら嬉しかったよね。今年も、いくつかのトロフィーを獲得できると嬉しいな」

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