beacon

ファン・ペルシーの残留願うベンゲル「彼をこのクラブに残したい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アーセナル退団が濃厚となっているオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーだが、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が公式サイトでファン・ペルシーへの思いを語った。ベンゲル監督は「彼は世界最高のストライカーのひとり。ベストではないかもしれないが、私は彼をこのクラブに残したいと思っている」と改めて残留させたい意向を強調している。

 ファン・ペルシーはクラブとの契約を1年残しながら、今月4日にアーセナルと契約を延長せず、この夏の移籍でチームを去る意向を表明した。ただクラブ側は「う彼の決断をリスペクトしなければならない」とした上で、「1年間の契約が残されており、我々は彼がクラブに対して最大限の貢献を果たしてくれてると信じている」と残留を諦めない姿勢を示していた。そして今回、改めてベンゲル監督自らファン・ペルシーへの思いを語り、チームとしての残留希望の方針を強調する形となった。

「あとはクラブが最善の策を探るだろう。現時点ではここまでだ。それ以上言えることはないよ」

「移籍は起こるときは起こる。ただここにいる限りはベストを尽くす。それがプレーヤーもしくは監督が持てる唯一のプライドなんだ」

「どこに居ようが、クラブのためにベストを尽くす。ロビンもそうだと思うし、彼は毎日完璧に仕事に取り組んでくれている。彼はフットボールを愛し、ゲームを愛している。少なくともここにいる限りはそうしてくれるはずだ」

 ファン・ペルシーには同じプレミア・リーグのマンチェスター・Uやマンチェスター・C、セリエAのユベントスが興味を示していると言われている。21日に発表されたアーセナルのアジアツアー遠征メンバー24人からも外れており、移籍へ向け話が進んでいるのは確かだろう。だが名将・ベンゲルは「抜群のリーダー」と絶大の信頼を置くエースの残留を最後まで信じている。

TOP