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ファン・ペルシーの行き先はマンチェスター?

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「長い間、真剣に考えた。その結果、契約を延長しないことに決めた」と自身の公式HPで発表したFWロビン・ファン・ペルシー。来シーズンで切れるアーセナルとの契約を延長しない意向を示した。

 11-12シーズンに30得点を挙げてリーグ得点王に輝いたストライカーに対して、昨季のリーグ優勝を争ったマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドが興味を示していると、イングランドの各メディアが報じている。

 シティは、過去にアーセナルからFWエマニュエル・アデバヨル、MFサミル・ナスリ、DFガエル・クリシー、DFコロ・トゥレを引き抜いているが、さらにガナーズの主力を引き抜くのだろうか。シティは昨シーズンの年間最優秀選手に対し、週給22万ポンドを用意しているという。これはMFヤヤ・トゥレ、FWカルロス・テベスと並び、チームで最も高額の収入になる。

 一方、今夏ファン・ペルシーを失うと、アーセナルはバルセロナへ移籍したMFセスク・ファブレガスに続き、2年連続でキャプテンを放出することとなる。

 アーセナルは「ロビンの決断を尊重しなければいけない。契約は1年残っており、彼がクラブとの契約をまっとうしてくれると確信している」と声明を発表した。しかし、来シーズンになれば移籍金ゼロで放出となるため、今夏の放出が現実的と見る向きが多い。

 デイリー・メイル紙は、マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督も、オランダ人ストライカーの獲得に動き出すと報じている。同紙はアーセナルの関係者が「移籍金は20万ポンドほどで決着するだろう」と語っていると報じており、「僕がゴールを挙げているのは、タイトルを獲得するためだ」と発言している28歳のオランダ人ストライカーの去就が注目される。

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