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ブラジル代表10番のチェルシー移籍が決定

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 U-23代表のブラジル代表で背番号10を付けるMFオスカルのチェルシー移籍が25日、公式HPで発表された。

 9月に21歳となるオスカルは、ブラジルの名門であるサンパウロ、インテルナシオナルの2クラブでプレーしてきた。インテルナシオナルでは、11年、12年の2度のポルトアレグレ州選手権制覇に貢献し、2010年のFIFAクラブW杯でもベンチ入りしていた。

 オスカルは、U-15からU-23まで、すべての年代のブラジル代表に選ばれている。国際舞台での最も印象的な活躍は、コロンビアで開催されたU-20W杯の決勝だろう。この試合でオスカルハハットトリックを記録。延長戦の末にポルトガルに3-2で勝利し、タイトルをもたらした。その後、11年に行われたアルゼンチン代表戦(0-0)でも途中出場からフル代表デビューを果たし、現在までに6試合に出場している。

 オスカルは23日に「ロンドン五輪での金メダル獲得とチェルシー入りが夢」と語っていたが、片方の夢は早くも実現した。

 チームはアメリカでのプレシーズン・ツアーを行っているが、オスカル自身は五輪に出場するため、チェルシーのホームタウンであるロンドンにいる。ブラジル代表には、チェルシー加入の噂があるFWフッキもいるため、ブルーズのサポーターの多くはブラジルを応援することになりそうだ。

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