beacon

ボルシアMGに合流したMF大津「試合に出続けたい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ブンデスリーガのボルシアMGに所属するU-23日本代表FW大津祐樹が14日、クラブに合流し、公式HPのインタビューに応じた。ロンドン五輪での話を振り返るとともに、新シーズンへ向けた意気込みを語っている。

―五輪の経験は?
「本当にメダルを獲りたかったですね…。残念ながら、結果は出なかったので、ガッカリしています。でも、どの試合でも全力を尽くしましたし、オリンピック村で他のアスリートたちと過ごすことはできませんでしたが、それ以外ではすごく良い経験になりました。先発で起用されたことがすごく重要でした。また、練習して、試合に出るという流れでずっとできたことで、安定したプレーができました。メダルには届かなかったけど、僕たちにとって4位というのは成功だったと思います」

―リーグと欧州CLが始まるが?
「僕は常に目の前の試合に集中しています。次の試合が自分にとって一番大切だと考えているんです。オリンピックでもそうしたことが、上手くいったと感じています。土曜日にはアーヘンと練習試合がありますが、今はそこに集中しています。これまでアーヘンとは試合をしたことはありませんが、これからビデオを見て分析し、準備を進めたいです」

―チームへの合流が遅れたが影響は?
「問題ないと思います。日本代表でしっかり練習ができていましたし、必要なフィジカルは整っています。ここでもしっかりと練習していきたいと思います」

―ボルシアMGは、欧州CL予選でディナモキエフと対戦するが?
「ディナモ・キエフは、とても強いチームです。でも、ボルシアにも良い選手がそろっています。キエフとの試合についてポジティブな気持ちでいますし、良い状態でリーグ戦に入り、チャンピオンズリーグのグループステージに進出できればいいなと思います。そのためには(ディナモ・キエフとの)2試合で、すべての力を出さないといけないと思います」

―出場機会は得られるか?
「僕自身、オリンピックの勢いを持ってボルシアでのシーズンに臨めればと思います。チームにはとても良い選手もいます。でも、毎回の練習で監督にアピールして、出場機会を得たいと思います。それでもチャンスが得られないようなら、期限付き移籍することも選択肢としてあると思います。僕にとっては練習、試合という流れで過ごすことが大切です」

―ドイツ語は覚えた?
「監督、選手とコミュニケーションをとる上で、言葉はとても重要です。僕もメンヘングラッドバッハに来てから1週間に2回、ドイツ語のレッスンを受けていて、今も続けています。でも、……ドイツ語は本当に難しいですね(苦笑)」


▼関連リンク
欧州組完全ガイド

TOP