プレミアリーグは19日、第1節2日目を迎えて、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)王者に輝いたチェルシーが、新戦力MFエデン・アザールの活躍もあり、2-0とウィガンに勝利している。なお、アーセナルから期限付き移籍でウィガンに加入した、日本代表FW宮市亮はベンチ外となった。

　試合は開始早々に動く。前半2分、エデン・アザールが切れ味鋭いドリブルからスルーパスを出すと、DFイバノビッチがGKと1対1になり、冷静に得点を決めた。コミュニティーシールドのマンチェスター・シティ戦で退場処分を受けたセルビア人DFだったが、この試合では先制点を挙げて名誉挽回した。

　さらにウィガンを畳み掛けるチェルシーは、前半6分にエデン・アザールがPA内で倒されてPKを獲得。このPKをMFランパードが確実に決めて、開始10分も経たないうちに2-0とリードを広げた。

　対するウィガンも、元チェルシーのFWディ・サントや、チェルシーへの移籍が噂されているFWビクター・モーゼスを中心に攻めたが、最後まで堅守で欧州の頂点に立ったチェルシーから得点を挙げることはできなかった。

　結局、立ち上がりに挙げた2点を守り切ったチェルシーが、完封勝利を収めている。

ウィガン 0-2 チェルシー
[チ]ブラニスラフ・イバノビッチ(2分)、フランク・ランパード(7分)

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