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インテルは敵地でトリノを下す、長友もフル出場し3ポジションを無難にこなす

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 セリエAは16日、第3節を各地で行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でトリノと対戦し、2-0で勝利した。長友は3試合連続のフル出場で勝利に貢献している。

 前節ローマ戦で今季初黒星を喫してしまったインテル。立て直しを図る一戦となったが、幸先よく先制に成功する。前半13分にFWディエゴ・ミリートが右足を一閃。ミリートの今季2ゴール目となるミドルシュートがゴールネットを揺らした。

 開幕から3戦連続でスタメンに名を連ね、左SBで先発出場した長友は、前半は左サイドでMFアルバロ・ペレイラと頻繁にポジションチェンジを繰り返しながらゲームを進めた。常に高い位置を保ち、積極的な攻撃参加でサイド攻撃を活性化させた。後半に入るとインテルはDFジョナタンに代わってMFリッキー・アルバレスを投入。この交代により後半から長友は右SBに移動した。1試合で3ポジションをこなすユーティリティーさでチームに貢献した。

 なかなか追加点を奪うことが出来なかったインテルだったが、危なげない試合運びを見せた。後半21分にはインテル移籍後初めてベンチスタートとなったFWアントニオ・カッサーノをMFヴェスレイ・スナイデルに替えて投入。すると終了間際の後半38分、リッキー・アルバレスからのクロスボールをゴール前で受けたカッサーノが右足で決めて、勝利を決定づけた。


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