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初先発のDF吉田、サウサンプトンの今季初勝利に貢献

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 プレミア・リーグは22日、第5節を行い、日本代表DF吉田麻也、FW李忠成の所属するサウサンプトンは、アストン・ビラと対戦し、4-1で勝利。李はベンチ外だったが、吉田は先発起用されてチームの今季初勝利に貢献している。

 プレミアの舞台で、初めて日本人DFがスタメンとしてピッチに立った。15日のアーセナル戦では前半28分から出場したが、5失点を喫して1-6と大敗していた。しかし、1週間後のアストン・ビラ戦、ピッチ上でキックオフを迎えた日本代表DFは、安定感あるプレーで守備を引き締めた。

 サウサンプトンは前半36分、FWダレン・ベントに先制点を許してしまう。それでも、4試合で12失点を喫している守備陣が、大崩することはなかった。逆に後半13分にFWリッキー・ランバートのゴールで同点に追い付くと、5分後にはDFナサニエル・クラインのゴールで逆転する。さらに同27分にもFWジェイソン・パンチョンのシュートが相手のオウンゴールを誘い、リードを3点に広げる。そして後半ロスタイムにはPKからランバートが、この試合2点目のゴールを決めて、4-1で逆転勝利を収めている。

 ホーム・デビュー戦となった吉田は、90分フル出場で勝利に貢献。体を張った対人の守備、正確なパスをボランチに入れるプレー面に加え、大きなジェスチャーでチームメイトとコミュニケーションをとる積極的な姿勢も、今後に期待を持たせるものだった。


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