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酒井宏が途中出場、ハノーファーはドルトムントに追いつきドロー

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 ブンデスリーガ第7節の3日目が7日に各地で行われた。日本代表DF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでドルトムントと対戦し、1-1で引き分けた。酒井宏は0-1で迎えた後半36分から、3戦ぶりの途中出場を果たすとチームの勝ち点1獲得に貢献。加入後、ブンデスリーガでは初めて本職の右SBでプレーした。

 試合は前半26分にドルトムントが先制。DFピシュチェクのパスからFWレワンドフスキが右足シュートを決めた。その後も押し込むドルトムントだったが2点目は奪えない。同39分にはMFブラスチコフスキが負傷交代し、代わってFWグロスクロイツが出場した。前半終了間際にはカウンターからピンチを迎えたが、ピシュチェクが身体を張ったセーブをみせ、1-0で前半を終えた。しかし、ドルトムントをさらなるアクシデントが襲う。前半のプレーで足を痛めたため、DFフンメルスも前半のみで交代。後半からはDFサンタナが出場した。

 後半に入り、なんとか追いつきたいハノーファーは後半10分にビックチャンス。左CKから最後はDFエッギマンが押し込む。ゴールネットを揺らし、同点に追いついたかに思われたが、直前のプレーでファウルがあったとしてノーゴールの判定。得点は認められなかった。その後もハノーファーが決定機を迎えるも、GKバイデンフェラーの好セーブもあり、得点は生まれない。

 0-1で迎えた後半36分には、最後の交代枠を使い、DFチェルンドロに代わって酒井宏が出場した。途中出場でブンデスリーガデビューとなったホッフェンハイム戦(1-3)では右SHとしてプレーした酒井宏だったが、移籍後初めて本職の右SBで起用された。

 すると後半41分にハノーファーが同点弾。左サイドからのFKは壁に当たるがこぼれを拾ったFWマメ・ビラウ・ディウフがシュート。これがゴールネットへ吸い込まれた。土壇場でハノーファーが追いついた。終了間際のロスタイム3分にはドルトムントがカウンターからチャンスメイク。ドリブルで仕掛けたMFマルコ・ロイスがPA内左でDFハギに倒されたが、ノーホイッスル。PK獲得はならなかった。結局1-1のままに試合は終了。勝ち点1を分け合った。


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