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右SHで先発の香川は沈黙も、ユナイテッドは3-0で勝利

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 プレミア・リーグは7日に第7節を迎え、日本代表FW香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは、アウェーでニューカッスルと対戦した。香川は右SHでスタメン出場したが、見せ場をつくれないまま後半10分にベンチに退いた。前半の早い時間帯でCKから2点を挙げたユナイテッドは、後半26分にもMFトム・クレバリーが美しいゴールを決めて、3-0でニューカッスルに勝利した。

 マンチェスター・ユナイテッドは2トップにFWロビン・ファン・ペルシーダニー・ウェルベックを起用し、ダイヤモンド型の中盤のトップ下にウェイン・ルーニー、左SHにトム・クレバリー、右に香川、アンカーの位置にマイケル・キャリックを配置して試合をスタートした。

 前半8分にファン・ペルシーの蹴ったCKをDFジョニー・エバンスがヘッドで合わせて先制したユナイテッドは、その後もボールを支配する。同11分にはDFラファエルがシュート、同12分にはGKのミスを突いたウェルベックも追加点を狙ったが、いずれのシュートもゴール左へ外れて行った。それでも16分、今度はルーニーのCKからDFパトリス・エブラがゴールネットを揺らし、2-0とマンチェスター・Uがリードを広げた。

 試合の入りが悪かったニューカッスルは、左サイドにMFハテム・ベン・アルファを移して、香川のサイドを狙う。前半22分には、ベン・アルファの突破に遅れて対応した香川にイエローカードが示された。その後はFWデンバ・バ、FWパピス・シセの2トップを軸に攻めるニューカッスルが、好機をつくったが、得点は挙げられないまま前半を折り返す。

 後半は良い入り方のできたニューカッスルは、5分にデンバ・バのシュートがDFにブロックされたところを、さらにシセが詰めたが、シュートはGKダビド・デ・ヘアにゴールライン上でかき出され、得点はできなかった。

 後半10分にはアレックス・ファーガソン監督は、香川を下げて、MFアントニオ・バレンシアを起用した。なかなか攻撃のリズムをつくれなかったユナイテッドだが、後半26分にルーニーの落しを受けたクレバリーが、芸術的なゴールを決めて、3-0とリードを広げ、勝利を決定的なものとした。

 終盤にはMFポール・スコールズやMFライアン・ギグスを起用し、安定した試合運びを見せたユナイテッドが、敵地でのゲームで今季2度目の完封勝利を収め、勝ち点3を重ねている。


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