beacon

豪州連盟はベッカムとの接触を認める、小野のチームも移籍先候補に

このエントリーをはてなブックマークに追加

現時点では交渉のごく初期段階

 Aリーグ移籍が噂されるMFデイビッド・ベッカムに関して、オーストラリアサッカー連盟(FFA)は同選手の代理人から接触があったことを認めながらも、現時点ではまだ交渉が進展しているわけではないことを明らかにした。

 現在MLSのロサンゼルス・ギャラクシーに所属するベッカムは、アメリカのシーズン終了後にAリーグのクラブと10試合程度の短期契約を結ぶ可能性があると報じられている。

 FFAのスポークスマンは次のように語った。

「デイビッド・ベッカムの関係者から接触があったことは、Aリーグが世界に向けてその存在感を高めていることの証明だ」

「ベッカムは世界レベルのスーパースターであり、加入が実現すればアレッサンドロ・デル・ピエーロ、エミール・ヘスキー、小野伸二に続いて大きな契約となるだろう。だが接触はまだごく初期の段階に過ぎない」

 ベッカムがAリーグ入りする場合、FFAがクラブに対して資金援助を行うことになると見られている。FFAの資金によって設立されたクラブであり、MF小野も所属するウェスタン・シドニー・ワンダラーズは、ベッカムがオーストラリアでプレーする場合の有力な移籍先候補ではないかと予想される。

 C大阪からレンタル中のFW永井龍が所属するパース・グローリーも移籍先の候補に挙げられており、クラブCEOのポール・ケリー氏もスター選手の獲得に乗り気な様子を見せている。

「デイビッド・ベッカムのような大物選手と話をすることができれば嬉しいことだ。デル・ピエーロやヘスキーや小野がもたらした効果でも分かるように、彼もAリーグにとって大きな存在になるだろう」

「最終的にそういう決断をするのは監督であり、我々にはクラブとして選手を獲得する上での手順がある。だがベッカムのような選手の獲得を真剣に考えないとすれば馬鹿げたことだ」

TOP