マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督がR・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドが復帰を望んだ場合、いつでも歓迎するとの意向を示した。だが「現実的に買い取るのは不可能だ」と語ったと『デイリー・メール』が伝えている。

　C・ロナウドは09年に8000万ポンド(当時約127億円)の世界最高額の移籍金でR・マドリーに移籍した。「マドリーはユナイテッドに対して良い金額を提示してきたし、なにより彼がレアルでのプレーを望んでいた。彼の少年時代からの夢だったらね」とファーガソン監督は移籍当時の状況を振り返っている。

　愛弟子が復帰を望んだ場合、歓迎する考えを語ったファーガソン監督だが、「彼が復帰するには信じられないほどのお金が必要となる。今の彼を買う余裕がある人物がいると思いますか?」と現実的ではないと改めて強調。「ロシアのクラブなら可能かもしれないがおそらくないだろう。その前にあなたは彼がロシアでプレーすると思うかい?彼はイングランドの天気についても不満を漏らしていた。真冬のロシアでプレー出来るとは思わない」とロナウドの移籍話を一蹴している。