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大津2アシスト&PK獲得も…VVVは4失点で逆転負け

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 エールディビジは23日、第18節を行い、MF大津祐樹とFWカレン・ロバートの所属するVVVはホームでローダと対戦し、2-4で敗れた。大津、カレンはそろって先発出場。大津が2アシストを記録し、一時は2-0とリードしながら、立て続けに4失点を喫し、2-4で逆転負けした。

 2試合連続先発の大津がトップ下、8試合連続先発のカレンが1トップに入ったVVV。前半40分、左サイドからMFリンセンがスローインを入れると、DFを背負いながらキープした大津がリンセンに落とす。リターンを受けたリンセンは左45度から右足を一閃。豪快なミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、先制に成功した。

 2試合ぶりとなるアシストを記録した大津はその後もキレのある動きでチャンスをつくる。後半6分には絶妙なスルーパスを通し、MFマグワイアが右足ダイレクトでゴールに流し込んだ。大津の今季通算4アシスト目となる2アシストで2-0とリードを広げたVVVだが、守備陣が耐え切れなかった。

 後半8分に1点を返されると、11分、13分と連続失点。6分間で3失点を喫し、あっという間に逆転を許した。後半15分、カレンが左足で強烈なシュートを放つが、GKの好セーブに阻まれる。すると同20分に痛恨の4失点目。2-4とリードを広げられた。

 大津は直後の後半21分、リンセンのスルーパスからPA内に走り込み、右足でシュート。これがDFペレイラのハンドを誘う。得点機会の阻止でペレイラは一発退場となり、PKを獲得した。ところが、MFファン・ハーレンのキックはGKが横っ飛びでセーブ。大津は思わず頭を抱えた。

 10人相手に必死の反撃に出るVVVだが、ゴールが遠い。カレンは後半21分にベンチへ下がったが、大津はフル出場で奮闘。何とかゴールを目指したが、後半39分、CKのこぼれ球を右足で振り抜くも、GKの好守に阻まれた。試合はそのまま2-4で終了。5試合ぶりの黒星を喫し、2012年最終戦を終えた。


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