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ファルカオがアトレティコ残留を宣言「ここに残るのが希望」

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 1月の移籍市場で最も注目を集めているのが、アトレティコ・マドリーのFWラダメル・ファルカオだ。クラブが財政難に陥っていることに加え、チェルシー、マンチェスター・シティ、さらに同じマドリーを本拠地とするライバルクラブのレアル・マドリーまでもが、獲得に動いていると報じられてきた。

 だが、当のファルカオは、1月の市場で移籍する意思がないようだ。Sky Sportsは「(オーナーの)エンリケ・セレーゾ氏が僕をクラブに残すために、最大限の努力をしてくれていることはわかっているよ。これだけポジティブな結果をチームが出せていることについて、神様に感謝したい。僕の希望は、今シーズン終了まで、このクラブでプレーし続けることだ」という、ファルカオの言葉を伝えている。

 アトレティコのフロントは、このコロンビア代表ストライカーの発言に歓喜している。スポーツディレクターのカミネロ氏は、「クラブが(残留に向けて)取り組んできた結果だろう。彼のレベルの選手を残留させることは本当に難しい。それでも、全員が努力をしてきた。クラブに世界最高の選手の一人がいるということは、幸せなことだ」と語っている。

 ファルカオの獲得を目指していたメガ・クラブは、バルセロナのFWダビド・ビジャやナポリのFWエディンソン・カバーニらの獲得に動きを変えたとも報じられている。

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