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香川がついにベンチ入りか? 指揮官が示唆

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 10月23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのブラガ戦(3-2)で負傷して以来、マンチェスター・ユナイテッドのMF香川真司は、実戦から遠ざかっている。26日に行われたニューカッスル戦(4-3)でもベンチ入りしなかった香川だが、29日のWBA戦ではベンチ入りが濃厚となっている。

 アレックス・ファーガソン監督は、WBA戦に向けた記者会見で、香川をベンチ入りさせる可能性を示唆した。

「(ニューカッスル戦から)まだ2日しか経っていないため、負傷者について特に伝えることはない。問題は、選手の疲労状態だ。スコールズ、ギグスの体調については、しっかりと見定める必要がある。彼らの年齢を考えれば、疲労は相当なものだろうからね」と、スタメン出場した両ベテラン勢を気にかけた。

 また、ニューカッスル戦を欠場したMFアシュリー・ヤング、FWダニー・ウェルベックについても言及し、「ヤングは出場可能な状態に回復すればいい。ウェルベックは問題ないだろう。火曜日は風邪で欠場したが、今は大丈夫なはずだ。フレッシュなのは彼らくらい。残りの選手については、体調を判断する必要がある」と語った。

 ニューカッスル戦の前には、試合に出場するメンバーと一緒にウォーミングアップに参加した香川の復帰について、ファーガソン監督は「もうすぐ」と話している。

「(香川)真司はピッチ上でウォームアップと練習をしたいということだったから参加させた。もうすぐ復帰できるだろう。今日の練習での状態、そして他の選手の状態を見て判断するが、WBA戦ではベンチに入れるかもしれない。今、最も重要なことは、選手の疲労度、そして負傷者の状態を見定め、把握することだ」 

 ユナイテッドは香川が負傷している間に、プレミア・リーグで首位に立った。FWロビン・ファン・ペルシーを1トップに置く布陣も機能している。練習中にFWウェイン・ルーニーがケガをし「今後2試合は欠場するだろう」とファーガソン監督は明かしたが、この状況は香川にとっても大きなチャンスだ。実戦から遠ざかっており、体力面などのコンディションにも不安は残るが、再び指揮官の信頼を勝ち取りたい。

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