今シーズン限りでチェルシーとの契約が満了するイングランド代表MFフランク・ランパードは、MLSのロサンゼルス・ギャラクシーへ行くことになりそうだ。

　12シーズンをチェルシーで過ごしたベテランに対し、クラブは週給15万ポンドのオファーを提示することはできないと伝えていた。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルといったビッグクラブに加え、エバートンは3年契約を提示していた。さらに、セリエAのフィオレンティーナも獲得に興味を示していたが、獲得競争を制したのはMLSのロサンゼルス・ギャラクシーだったようだ。

　ランパードは、1月から他クラブと自由に交渉ができるようになっていた。アメリカにいる関係者は「契約交渉は終わった」と語っており、チームとランパードの間での契約交渉は合意に達したようだ。

　昨夏にチェルシーがアメリカ・ツアーを行った際にも「将来的にはMLSでプレーしたいが、まずはチェルシーとの契約を全うしたい。ただ、将来的にアメリカへ行く可能性は閉ざさない」と語っていたランパード。その言葉通り、彼は今もチェルシーで得点を重ね続けている。ファン、さらにチームメイトのGKペトル・チェフらも残留を望んでいたが、その想いは叶わなかったようだ。

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