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故障から復帰の内田「もう少し時間かかる」

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 ブンデスリーガは19日、後半戦初戦となる第18節1日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケはDF酒井宏樹の所属するハノーファーに5-4で競り勝った。負傷明けの内田も右SBで先発フル出場。イェンス・ケラー新監督のブンデスリーガ初陣を勝利で飾り、7試合ぶりの白星を挙げた。

 両チーム合わせて9ゴールが生まれる乱打戦。「見てる方はすごく楽しかったと思うけど。こんなに簡単に点が入るかと」。内田自身、失点シーンに絡む場面もあり、DFとして4失点は悔やまれる結果だが、「勝ったからいいんじゃないですか。監督が代わって最初の試合だったし、結果が一番欲しかったので。負け続けていたので」と、昨年11月10日のブレーメン戦(2-1)以来となる勝利に安堵の表情も見せた。

 昨年12月15日のフライブルク戦で右太腿肉離れを再発させ、同18日のDFBポカール(ドイツ国内杯)3回戦・マインツ戦を欠場した内田。右足の状態については「100%じゃない。もう少し時間はかかる。今日もダッシュ2、3本しかしていないので。まだまだだと思う」と明かす。「逆足をかばって、パンパンに張るので。そこで逆足をケガするので、しっかり補強しながら、治しながらだと思う」と慎重に語っていた。

(取材 了戒美子)

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