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ファーディナンドがイングランド代表を辞退「本当に残念だ」

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 マンチェスター・ユナイテッドのDFリオ・ファーディナンドは、14日に発表されたイングランド代表メンバーに選出されていたが、辞退することになった。17日の夜にロイ・ホジソン監督と会談を持ったファーディナンドだが、代表合宿中のトレーニングをこなすことができないと判断され、辞退することになった。

 ロイ・ホジソン監督は「リオを起用することができなくて、残念に思う。彼は回復のメニューをこなさなければいけないため、予定されているトレーニングができない」と、FAの公式サイトで語っている。

「それでも、リオが私に連絡をくれて、会ってくれたことを嬉しく思う。彼が試合と試合の間に、どのようなトレーニングを行っているか。その話を直接、聞けたことは大きな収穫だ。彼のイングランド代表でプレーしたいという強い気持ちには感銘を受けたし、将来的に再び彼を招集できることを楽しみにしている」と、指揮官は語っている。

 また、リオ・ファーディナンドも「ロイと顔を合わせて話すことが重要だった。自分の状況を説明し、イングランドという国を代表することへの情熱と忠誠心が、これまで以上に強いことを伝えられたと思う」と、喜んだ。「目前の試合でプレーできないことは、本当に残念だ。でも、ロイには今後もイングランドのためにプレーしたいと伝えたし、彼と一緒に働ける日を楽しみにしているよ」と、語っている。

 トッテナムに所属するU-21イングランド代表DFスティーブン・コーカーが、ファーディナンドの穴を埋めることになった。イングランド代表は、W杯欧州予選のサンマリノ戦を22日に、モンテネグロ戦を26日に行う。

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