beacon

最後のタイトルへ切り替えるレアル、「今の目標は国王杯」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.11 リーガ・エスパニョーラ第35節 エスパニョール1-1R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは11日、第35節を行い、2位レアル・マドリーは敵地でエスパニョールと1-1で引き分けた。この結果、バルセロナの2シーズンぶり22回目の優勝が確定した。

 負傷したDFラファエル・バランに代わって前半19分から途中出場したMFシャビ・アロンソは、優勝を決めたバルセロナについて「彼らを祝福するほかない。シーズン序盤の立ち上がりが悪かったことで、自分たちは最後まで(タイトルをかけて)戦う資格を失ってしまった」とコメント。「今の目標は国王杯。タイトルをかけて戦わなければいけない」と、17日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝へ気持ちを切り替えた。

 レアルの本拠地であるサンチャゴ・ベルナベウにアトレティコ・マドリーを迎えるファイナル。「決勝に向けて6日間の準備期間があり、チームはそのことを念頭に置いている。モチベーションは高まっているし、素晴らしい試合をして、ホームスタジアムでタイトルを掲げたい。今回は中立地になるとしてもね」。リーガ、欧州CLとタイトルを逃したレアルにとって、カップ戦のタイトルは譲れない。

 右SBで先発し、バランの交代後はCBでプレーしたDFラウール・アルビオルは「チームメイトが負傷するのは災難。ラファエルであっても、他の選手であってもね」と仲間を気遣う。「彼の代わりに自分がプレーする可能性があるし、他のチームメイトがプレーする可能性もある。だからこそ、監督が起用を決断したときのために、練習によく励み、準備万全にしておくべきなんだ」と強調した。


▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2012-13特集

TOP