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本田先発のCSKAが6季ぶりリーグ制覇に王手

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[5.12 ロシア・プレミアリーグ第28節 ロコモティフ・モスクワ1-4CSKAモスクワ]

 ロシア・プレミアリーグは12日、第28節を行い、MF本田圭佑の所属する首位・CSKAモスクワは敵地でロコモティフ・モスクワと対戦し、4-1で快勝した。本田はリーグ戦2試合ぶりの先発出場。2-0の前半43分、追加点につながるミドルシュートを放ち、ハーフタイムに交代した。

 CSKAモスクワは前半6分、中央から仕掛けたFWバグネル・ラブがこぼれ球を左足ミドルで蹴り込み、幸先よく先制点を奪った。同17分には左サイドからの折り返しに本田が走り込んだが、左足ボレーは大きく上に外してしまった。それでも同25分、ロングフィードに反応したMFアラン・ジャゴエフがダイレクトで左クロス。FWムサが滑り込みながら右足で押し込み、2-0と突き放した。

 前半43分には中盤のセカンドボールを拾った本田が仕掛け、鋭い切り返しから利き足とは反対の右足でミドルシュート。これがGKのキャッチミスを誘い、こぼれ球をラブが左足で押し込み、前半だけで3点のリードを奪った。本田はハーフタイムに交代。後半10分に1点を返されたCSKAモスクワだが、同29分、途中出場のFWドゥンビア・セイドゥがダメ押しの4点目を奪い、4-1と試合を決定づけた。

 2連勝で勝ち点を63に伸ばしたCSKAモスクワは6シーズンぶりのリーグ制覇に王手をかけた。次節・クバン戦に勝てば勝ち点は66となり、勝ち点57の2位ゼニトが残り3試合に全勝しても勝ち点66。勝ち点で並んだ場合、勝利数が多いチームを上位とするレギュレーションのため、CSKAの優勝が確定する(CSKAは次節勝てば21勝、ゼニトは残り3勝しても20勝)。

 ゼニトはこのあと日本時間23時半からロストフ戦を控えており、もしもゼニトが敗れると、勝ち点57のまま残りは2試合。残り2勝して勝ち点を63に伸ばしても、勝ち点ではCSKAに並べるが、やはり勝利数で上回ることができないため、ゼニトがロストフに敗れた場合は、その時点でCSKAの優勝が決まる。


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