beacon

インテル会長が監督交代を示唆、「数字はごまかせない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 DF長友佑都の所属するインテルのマッシモ・モラッティ会長が21日、アンドレア・ストラマッチョーニ監督の去就について「何が最良の選択なのか考えているところだ」と語り、指揮官交代の可能性を示唆した。

 これまでストラマッチョーニ監督の続投を強調してきたモラッティ会長だが、ナポリのワルテル・マッツァーリ監督が今季限りでの退任を表明したこともあり、考え直し始めたようだ。

「まだ考えを変えたとは言っていない。単に、起きたことを頭の中でまとめて、現時点で本当にインテルのためになることは何かを理解しようとしている」

 今季、16勝6分16敗の勝ち点54で9位に終わり、14年ぶりに欧州カップ戦の出場権を逃す結果となったインテル。モラッティ会長は「数字はごまかせない。それは私だって分かっている。(ストラマッチョーニ監督は)才能があり、今後、確実に成功していくだろう。しかし、その一方で今のような状況がある。だから、何が最良の選択なのか考えているところだ」と力説した。

 マッツァーリ監督についても聞かれた会長は「監督はだれもが優秀だよ。しかし、インテルの指揮を執るとなると別問題だ」と話すにとどまった。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
セリエA2012-13特集ページ

TOP