U-20代表リュ・スンウの獲得が迫る

　ボルシア・ドルトムントの今夏最後の補強は、韓国人選手になるようだ。ドイツ『キッカー』など複数メディアによると、19歳のFWリュ・スンウがドルトムントに加入する。

　ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは先日、4人目の新戦力を国外から迎えることを示唆していた。その選手は、U-20韓国代表としてU-20ワールドカップで2ゴールを決めたリュ・スンウになりそうだ。

　リュ・スンウは、韓国の中央大学校に在籍している選手で、『レヴィア・シュポルト』によると、ドルトムントが獲得に投じる額は50万ユーロ以下とのこと。『キッカー』はサブタイトルに「香川効果に期待」と記した。また、過去にドルトムントがFWチ・ドンウォンの獲得に動いていたことに触れている。ドルトムントで活躍してマンチェスター・ユナイテッドへ飛躍した香川真司の例もあることから、ドルトムントはアジア市場に注目していたようだ。

　ドルトムントは今夏、DFソクラティス・パパスタソプロス、FWピエール=エメリク・オーバメヤン、MFヘンリク・ムヒタリャンを獲得済み。4人目のリュ・スンウでドルトムントの補強は完了するものと見られる。

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