ナポリやアーセナルが関心も...

　レアル・マドリーは、FWゴンサロ・イグアインの移籍を容認する姿勢を示しながらも、同選手を狙うクラブに高額な移籍金を要求するつもりのようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

　マドリーはこの夏、マラガからMFイスコを獲得し、レアル・ソシエダからMFアシエル・イジャラメンディを獲得した。その一方で、DFリカルド・カルバーリョをモナコに、FWホセ・カジェホンをナポリに放出。DFラウール・アルビオルもナポリ移籍に迫っており、補強と売却を着々と進めている。

『マルカ』によると、マドリーはイグアインの放出を必須とはしていないという。6月、新指揮官に就任したカルロ・アンチェロッティ監督はイグアインを構想内としており、クラブ側にアルゼンチン代表FWを売る意思はそれほどないと伝えられている。

　だが、イグアイン自身が移籍を志願し続けていることで、マドリーは選手の売却を検討している。マドリーにイグアインを安売りする考えはないようで、獲得を目論むクラブに移籍金として4000万ユーロを要求すると報じられている。

　イグアインには、これまでアーセナルやナポリからの関心が伝えられてきた。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は先日、イグアイン獲得に向けて交渉中であることを認めていた。しかし、どちらのクラブからも正式なオファーはいまだ届いていないと見られている。

　イグアインは2006年冬にリーベルプレートからマドリーに加入した。同選手は2015年までマドリーと契約を結んでいる。

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