バルセロナのFWリオネル・メッシは25日に敵地で行われるリーガ・エスパニョーラ第2節・マラガ戦の遠征メンバーから外れた。メッシは21日のスペインスーパー杯第1戦で左太腿裏を負傷。22日に病院で検査を受けた結果、左太腿二頭筋に挫傷による血腫が見つかった。

　ヘラルド・マルティーノ監督はメッシの状態について「彼の状況について私たちは非常に楽観的だ。ただ単に、万が一の用心という問題だ。シーズンの最初からリスクを犯す必要はない」と説明。「私はまったく心配していない。問題ないと見て取れるからだ。夏の休暇中、シーズンに向けてよく準備してきたし、いい状態で開幕している。先日のケガは偶然の産物だ」と、あくまで大事を取っての措置だと強調した。

　メッシ不在で臨むマラガ戦については「私たちはいい試合を行うのに十分な多くの優れた選手を手にしている。メッシの欠場を言い訳にしてはならない」と力説。「ネイマールに時間を与えることになるだろう。それを阻むシチュエーションはどこにもない」と、メッシの欠場に伴い、FWネイマールの移籍後初先発を示唆した。

　スペインスーパー杯第1戦では途中出場で貴重な同点ゴールを決めたネイマール。指揮官は「日々、良くなっている。過ごす時間が多くなり、練習を積むにつれ、チームメイトやクラブのことも知っていっている。私の意図は彼がプレーするときは、その最高の状態でプレーしてくれることにある」と信頼と期待と寄せていた。

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