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バルサが7発発進、メッシ2ゴールもネイマールとの“競演”は7分間

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[8.18 リーガ・エスパニョーラ第1節 バルセロナ7-0レバンテ]

 リーガ・エスパニョーラは18日、第1節2日目を行い、昨季王者バルセロナが7ゴールの圧勝で白星発進した。ホームにレバンテを迎えた開幕戦はFWリオネル・メッシの2ゴールなどで7-0の大勝。今季から加入したFWネイマールも後半19分から途中出場し、ヘラルド・マルティーノ新監督の初陣を飾った。

 立ち上がりからレバンテを圧倒した。前半3分、左サイドでボールを受けたFWペドロ・ロドリゲスが中央に戻し、MFシャビ・エルナンデスのスルーパスにMFセスク・ファブレガスが反応。PA内に抜け出すと、GKを引き付けて横に流し、FWアレクシス・サンチェスが右足で押し込んだ。

 開始3分で先制したバルセロナは前半12分にも縦パスをセスクが落とし、メッシがPA左にスルーパス。ペドロはワンツーの形でマイナスに戻し、メッシが左足でゴールに流し込む。昨季46ゴールを挙げ、得点王に輝いたエースの今季初ゴールで2-0とリードを広げた。

 前半24分にはメッシが敵陣の深い位置でボールを奪い、DFダニエウ・アウベスとのワンツーでリターンを受けると、セスクにスルーパスを通す。セスクの横パスはGKが弾いたが、こぼれ球をアウベスが押し込んだ。今季からDFエリック・アビダル(モナコ)の背番号22を受け継いだアウベスのゴールで3-0。2分後の前半26分にもメッシのスルーパスに抜け出したペドロが加点した。

 アトレティコ・マドリーに移籍したFWダビド・ビジャに代わって7番を背負うペドロのゴールで4-0と突き放すと、前半41分にはDFアドリアーノ・コレイアがPA内で倒され、PKを獲得。これをメッシが落ち着いて決め、5-0と大量リードを奪う。前半45分にもシャビがセスクとのワンツーから右足で押し込み、前半だけで6-0と試合を決定づけた。

 バルセロナは後半19分、アレクシス・サンチェスに代えてネイマールを投入。バルサでの公式戦デビューとなったネイマールは3トップの左サイドに入る。直後にネイマールとメッシのパス交換からゴールに迫るシーンもあったが、後半26分にメッシはMFアンドレス・イニエスタと交代。両エースの“競演”はわずか7分間に終わった。

 後半28分、相手のバックパスをセスクが奪い、最後はペドロが決めて7-0。同41分にはセスクの浮き球のパスにネイマールが走り込み、胸トラップから左足で狙ったが、DFに当たってGKが抑える。果敢にゴールを狙うも、味方と呼吸が合わない場面もあり、バルサでの公式戦初ゴールはお預け。後半43分にはボールを失ったあとに相手の足を引っかけて倒してしまい、イエローカードも受けるなど華々しいデビューとはならなかったが、チームは開幕戦で7得点の圧勝を飾り、連覇へ好発進した。


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