契約延長の交渉も

　レアル・マドリーFWカリム・ベンゼマの代理人は、同選手がこの夏にアーセナルへ移籍する可能性を否定している。

　リバプールFWルイス・スアレスの獲得が難航し、次のターゲットとしてベンゼマに照準を合わせたと見られるアーセナルだが、またも補強は失敗に終わるのだろうか。ベンゼマの代理人カリム・ジャジリ氏は、フランス『ジョルナル・デュ・ディマンシュ』に対して次のように語った。

「噂を止めることはできないが、私が言えるのは、カリムはアーセナルには行かないということだ。彼への問い合わせや接触はこれまでに一切ない。彼はマドリーに残るよ」

　トッテナムMFガレス・ベイルの獲得の可能性が高まりつつあると見られるマドリーでは、攻撃陣のポジション争いがさらに激化することになりそうだが、ベンゼマに不安はないと代理人は語る。

「ガレス・ベイルがレアル・マドリーに来ることになったとしても、まったく脅威にはならない。クリスティアーノ・ロナウドとベイルが両ウイングでプレーし、カリムが中央でプレーするだけだ」

　代理人によれば、2015年までとなっている現在の契約を延長するための交渉も行っているとのことだ。

「3年間の契約延長に向けて動いている。期限は設けることなく、落ち着いて話し合いをしているよ。カリムは、彼にとって夢のクラブであるマドリーでキャリアを終えることも十分にあり得る」

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