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「明日辞任するかも」 アッレグリが退任報道への不満を吐露

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冗談としながらも、進退を騒がれることに不快感

 28日のチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ・セカンドレグで、PSVに3-0と勝利を収めて予選突破を決めたミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、自身の進退をめぐる報道に不快感をあらわにした。同監督は試合直後のインタビューで、「明日辞めるかも」とコメントしている。

 昨季途中も何度となく退任の可能性が騒がれ、シーズン後にシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長らと会談して続投が決まってからも、CL予選突破が条件と言われていたアッレグリ監督。その予選突破を決め、指揮官は進退が騒がれたことへの怒りを表している。

 イタリア『メディアセット・プレミアム』で、アッレグリ監督は次のように語った。

「選手たちには満足している。素晴らしい夜にしてくれた。サポーターにも感謝している。これから一晩かけて、自分の今後を決めるよ。あまりにいろいろと耳にして、私は怒っているんだ。私より優れていると思うなら、ここへ来て同じようにやってみればいい」

「そうしたら、私はリヴォルノの湖にゴムボートでも浮かべ、他人の仕事についてコメントしたりせず、敬意を払う。外部は私を怒らせようとするが、実際のミランの内部は良い雰囲気なんだ。今日は試合について語りたくない」

 その後、『スカイ・スポーツ』のインタビューで、アッレグリ監督はこのように続けた。

「この勝利で我々は去年から追っていたことを手にした。選手たちにはとても満足しているし、感謝している。やめるかもしれないと言ったこと? すぐにはっきりさせておいた方がいいだろうね。あれは単なる冗談だ。あれだけいろいろ書かれたから、辞任のことが頭に浮かんだかもしれないが」

「ああやって言ったのは、この2年、常にアッレグリはピンチだと言われてきたからだ。フレンドリーマッチでも、引き分ければ、アッレグリがヤバいと言われる。ずっとそうだ。うんざりだよ。それもゲームの一部だがね。私もちょっと楽しんだのさ。それだけだよ」


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